太宰 満木(だざい みつき)は、東京の名門国立音楽大学を卒業し、世界的に著名な琴の名手、沢井一恵に琴を学びました。また、沢井琴院で琴の指導資格を取得しました。2002年にオレゴンに移住し、オレゴン州の大学で客員講師を務めるとともに、新しい琴のアンサンブルグループ「オレゴン琴会」(Japanese Koto Society of Oregon)の芸術監督を務め、アメリカ、ヨーロッパ、南米、日本などでツアーを行いました。

2010年には「Oregon Art Beat」に特集され、グラミー賞ノミネート作曲家マイケル・ホッペとのコラボレーションによる2枚のCD—「Autumn: Music for Solo Koto」(2007年)と「Far Away…Romances for Koto」(2010年)をリリースしました。彼女のアートは、グラミー受賞作曲家リッキー・ケイジがプロデュースしたアルバム「Shanti Samsara; World Music for Environmental Consciousness」にも収められています。2016年には、カナダ・トロントの21Cミュージックフェスティバルに招待され、コンティニューム・コンテンポラリー・ミュージックと共演しました。

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