ミニドカ国定史跡で、2019年7月7日、毎年恒例のミニドカ巡礼と同じ週末に、新しいビジターセンターの開催式が行われました。 開催式には、アイダホ州、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州、ユタ州、遠いところはワシントンD.C.から500人近くの方が出席されました。

新しいビジターセンターは、ミニドカで強制収容されていた人々、強制収容の一般教育に携わった方の努力により、資金を集め、建設するのに何十年もかかりました。

開催の挨拶は、Friends of Minidokaのミア・ラッセル事務局長にはじまり、一世メモリアルのヨシ・ナカガワ氏、アイダホ州日本国ロバート・ヒライ名誉領事、国立公園局のミニドカ局長のウェイド・バギアス氏と一般代表のジム・アズマノ氏がそれぞれ、お祝いの言葉をのべられました。

また、ミニドカで強制収容された約20人の出席者はリボンを切るという特別な名誉を与えられました。

開催式の後、出席者は強制収容所の見学に行きました。古い消防署、野球場、兵舎、食堂、そして地下室などを訪れました。見学には、第二次世界大戦中に実際にミニドカに強制収容された方が同行し、彼らの個人体験のお話しを聞くことにより、その経験を持たない人々の間に当時の理解が深まりました。

新しいビジターセンターはまだ作業が完了しておらず、一般の人が利用できるようのは、2019年秋または2020年春になるということです。

ミニドカ国定史跡は、日の出から日没まで週7日開園されてており、1.6マイルのウォーキングトレイルに、敷地内の歴史を伝える屋外展示物があります。ビジターコンタクトステーションは5月下旬から8月まで、金曜日から月曜日まで営業しています。そこで、ミニドカ強制収容情報、パンフレット、地図、NPSパスポートスタンプを入手できます。10名以上のガイドツアーは、208-825-4169で電話予約できます。

Friends of Minidoka:  https://www.minidoka.org/

National Park Service:  https://www.nps.gov/miin/index.htm

Minidoka Pilgrimage: http://www.minidokapilgrimage.org

カテゴリー: JACL Event

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