ボイシーの魅力
ボイシーは1863年に誕生したアイダホ州の州都です。アメリカの北西部では、ワシントン州のシアトルとオレゴン州のポートランドに次いで3番目に大きな都市です。
ボイシー川流域にある5つの郡では約67万人の人々が暮らしています。アイダホ州の中で人口が最も多いボイシー、ナンパ、メリディアンを含むこの地域は、トレジャーバレーの愛称で知られています。
ボイシーは砂漠地帯にありながらも四季の変化に富み、 年間の平均晴天日数は210日もあるため、夏は山でキャンプや川で釣り、冬はスキーやスノーボードなどのアウトドアを堪能できます。治安が比較的良い安全な点も魅力となっています。
ボイシーは雇用状況も非常に安定しており、マイクロン テクノロジー社やヒューレット・パッカード社などのテクノロジー企業、マクドナルドのポテトで有名なシンプロット社、全米第2位のスーパーマーケットチェーンであるアルバートソンズなどの有名企業がここに本社や拠点を構えています。
ボイシーのライフスタイル
ボイシーの街中にはボイシー川が流れており、夏は川下りや河川敷でのジョギングやサイクリングなど、さまざまなアクティビティをしている方々が目立ちます。夏の川下りはバーバー公園からジュリア・デイビス公園までの10キロ程の距離を約2時間かけてゆっくりと下るので、家族みんなで楽しめます。冬は地元のスキー場でスノースポーツが楽しめます。
Boise River Park (ボイシー・リバー公園)– ダウンタウンの西側にある公園です。街にいながらにして、初級者からベテランまでカヌーやラフティングなどのスポーツを楽しむことができます。この他にもボイシーの街中には74か所の公園がありますので、自分に合った公園を探すのも楽しいでしょう。
The Green Belt (グリーンベルト)– 40キロ続く遊歩道がボイシー川に沿って作られており、散歩したりサイクリングをしたりできます。たくさんの木々が植えられておりとても自然豊かな場所となっています。
ダウンタウン・ボイシーについて
ダウンタウン・ボイシーにあるマンション(コンドー)では、素敵なレストランやバー、洒落たお店に行くなどの都会暮らしを気軽に楽しめます。ほとんどの場所が徒歩か自転車で行けるので、渋滞にはまることがないのも魅力です。
ボイシーベンチ地区について
ボイシーベンチ地区はダウンタウンの南側、Vista Avenue (ビスタ・アベニュー)沿いのBoise Depot(ボイシー駅)から Interstate 84 (高速幹線道路)の間を中心に位置しています。ベンチ地区はダウンタウンより高台にあり、ダウンタウンに近く高速幹線道路へのアクセスも便利でとても人気のある地域です。この地区の住宅には1940年から1950年に建てられたチャーミングでユニークな物件が多いのも人気の理由となっています。
ボイシーベンチ地区の暮らし
たくさんの木々に囲まれ、チャーミングな物件が立ち並ぶVista Avenue(ビスタ・アベニュー)と Roosevelt Street(ルーズベルト・ストリート)の 区間にあるKootenai Street(クートニー・ストリート)周辺が、ボイシーベンチ地区の人気エリアとなっています。
ベンチ地区にあるAnn Morrison Park(アン・モリソン公園)は、ボイシー市がアメリカの建国記念日を祝う際の会場となっています。この特別な日にはボイシー市主催の花火や、たくさんの地元バンドがステージで音楽を披露したり、レストランの屋台が出たりして、家族みんなで楽しめるイベントとなっています。
The Boise Depot Bench neighborhood(ボイシー・デポ・ベンチ住宅街)は高台にあるボイシー駅周辺にあり、特にCrescent Rim Drive(クレセント・リム・ドライブ)沿いの物件は、高台からダウンタウンを望める一等地として値段が高く、市場に出回る物件は多くありません。
The Hillcrest neighborhood(ヒルクレスト住宅街)は歴史あるゴルフ場の近くにあります。この地域の家の多くが1950年代から60年代に建てられており、リノベーションされたモダンな物件がミッドセンチュリーを好む方に人気です。
ボイシー北端地区について
北端地区はボイシー市で最も古い住宅街で、ダウンタウンの北側から西は 28th Street(28番ストリート)にかけての丘陵地帯にある地域です。1800年代の終わり頃から1940年代に建てられた家が多いのが特徴で、物件の値段が最も高い場所のひとつでもあります。
ボイシー北端地区の暮らし
The North End(ザ・ノースエンド)の愛称で知られる北端地区には、長年人気のある Camel’s Back Park(キャメルズ・バック公園)を含む多くの公園があります。北端にある丘に隣接しており、ハイキングやマウンテンバイクを楽しめる自然豊かな場所です。おしゃれなレストランなどもあり、毎年9月には地域のお祭りであるHyde Park Street Fair(ハイドパーク・ストリートフェア)がキャメルズ・バック公園で開催され、4万人近い人々がこの週末のイベントに訪れます
Hyde Park(ハイドパーク)は、 北端地区のN 13th Street(北13番通り)の一部のことで、北端地区内のダウンタウン的な場所。お洒落なレストランやお店もあります。
Harrison Boulevard(ハリソン・ブルバード)はN 17th(北17番通り)と 18th Streets(北18番通り)の間にある通り。この通りは歴史が古く、1800年代の有力者や実業家によって建てられた大きな物件が立ち並んでおり、建物を見ているだけでも楽しめる場所です。毎年ハロウィンの日には、3000人近い子供たちがお菓子を求めてこの通りに集まってきます。
ボイシー東地区について
ボイシー東地区はダウンタウンの東側からHarris Ranch(ハリスランチ住宅街)のエリアです。丘の高台に見えるTable Rock (テーブルロック)や、ボイシー川、そしてグリーンベルトなどのボイシーの自然を楽しめる場所がたくさんあります。歴史ある古い物件から新築の物件まで混在しているのが特徴です。
ボイシー東地区の暮らし
Harris Ranch(ハリスランチ)は、 ボイシー東端にある比較的新しい住宅街。2020年現在も新しい住宅、レストランやお店が建築されており、発展を続ける人気の地域です。
Warm Spring Avenue(ウォームスプリング・アベニュー)はダウンタウンの東側に位置する通り。この通りはノースエンドと同様に歴史が古く、1800年代の有力者や実業家によって建てられた大きな物件が立ち並んでおり、建物を見ているだけでも楽しめる場所です。
ボイシー北西地区について
ボイシー北西地区はState Street (ステート通り)と北端にある丘沿い、36th Street(36番通り)から隣町のイーグル市の南側までのエリアです。ダウンタウンからも遠くなく、北端にある丘にも近いので便利な地区として多くの人々が暮らしています。この地区には1960年代から新築までさまざまな年代の物件があります。
ボイシー北西地区の暮らし
Quail Hollow Golf Course(クウェイルホロー・ゴルフ場)は, 36th Street(36番通り)の最西端とHill Road (ヒル・ロード)にある18ホールのゴルフ場です。丘を利用して作られた難しいコースとして知られています。6th Street Garden Center and Bistro (6番通りガーデンセンター&ビストロ)は、園芸がお好きな方が食事をしながら楽しめる場所となっています。
Hidden Springs(ヒドゥン・スプリングス)はHill Road(ヒル・ロード)とGary Lane(ゲーリー・レーン)にある住宅街です。 Dry Creek Ranch(ドライクリーク・ランチ)と丘の間の住宅街なので小さな街の雰囲気があります。新しい物件の建築も盛んにい行われており、発展している住宅街のひとつです。
ボイシー南東地区について
ボイシー南東地区はレストランやお店、スポーツのできる公園や良い学校があることから、ボイシーの不動産市場で特に人気のある地区のひとつです。ダウンタウンの南東からボイシー州立大学、そしてBroadway Avenue(ブロードウェイ・アベニュー)の南側に位置しています。この地区は1940/1950年代、そして1980年代から2000年代初期に建てられた物件の多い、古くからある住宅街です。
ボイシー南東地区の暮らし
ボイシー南東地区では、古くからある住宅街では典型的な細長い間取りの “skinny houses(スキニー住宅)”が多く見られます。ボイシー州立大学、ダウンタウン、グリーンベルトにも近く、Interstate 84 (高速幹線道路)にもアクセスが簡単なため、活動的な方に人気です。また、この地区で最も有名な公園のひとつである Ivy Wild(アイビー・ワイルド)公園には市営プールがあり、夏になると市内のあちこちから多くの住民が集まります。また、River Run(リバーラン)や Lakewood(レイクウッド)など古くからの住宅街があります。
Bown Crossing (バウン・クロッシング)は、Boise Avenue(ボイシー・アベニュー)沿いにあり、レストランやお店などが立ち並び、住宅街に囲まれた小さな街のような場所です。
Columbia Village(コロンビア・ビレッジ)は1990年代から開発が始まった大きな住宅街で、住宅街の中に小学校と中学校も設立されています。また、住宅街の中心に位置する Simplot Sports Complex(シンプロット・スポーツ・コンプレックス)には野球場やサッカー場があります。この住宅街で暮らす人々は、住人専用のプールやラケットボール場などが利用できます。
ボイシー西地区について
ボイシー西地区は Interstate 84(高速幹線道路)の西側で、ボイシー市とメリディアン市の境にあるEagle Road(イーグル・ロード)まで続く大きな地区です。1970年代に開発が始まったボイシー西地区にはたくさんの住宅街があり、西側に行くほど開発時期が新しいのが特徴です。
ボイシー西地区の暮らし
ボイシー西地区はトレジャーバレーのほぼ中心部にあり、ボイシー市に隣接している他の街にも簡単に行ける地区として人気があります。ショッピングができる場所やレストランもたくさんあり、とても便利です。アイダホ州最大のショッピングモールである Boise Towne Square Mall(ボイシー・タウンスクエアモール)もこの地区にあり、さまざまなお店やレストランなどが集まっています。
また、州内最大の企業のひとつであるヒューレット・パッカード社も同地区にあり、多くの人々が働いています。そのそばに位置する The Hobble Creek subdivision(ザ・ホブルクリーク住宅街)には約240戸の住宅があり、散策路や公園が充実しています。
Ustick Road(ユースティック・ロード)の西側にある Red Feather Subdivision(レッドフェザー住宅街)はボイシー西地区で最も知られている住宅街で、Eagle Road(イーグル・ロード)周辺およびメリディアン市に近いため、多くの店やレストランへも簡単に行けます。
ボイシー南地区について
ボイシー南地区は主にInterstate 84 (高速幹線道路)の南側で、ベンチ地区からメリディアン市まで続く大きな地区です。1970〜80年代にかけて成長した場所と、最近開発された住宅街が混在しており、売りに出される物件の年代やスタイルなどはまちまちですが、最も多いタイプの物件は、大きめの敷地に建てられた平屋作りの一軒家です。
ボイシー南地区の暮らし
ボイシー南地区にはSilverpine(シルバーパイン)、Sunset Rim (サンセット・リム)、Indian Lake(インディアン・レイク)などの素晴らしい住宅街がたくさんあります。 最も知られている住宅街が Cole Rd(コール・ロード)の南にある Indian Lake(インディアン・レイク)です。この中には18ホールのゴルフ場もあり、とても人気のある住宅街となっています。 Southfork(サウスフォーク)や Southcreek(サウスクリーク)などの新しい住宅街もたくさんあり、新築の物件を購入することもできます。
ガーデンシティについて
州議事堂から西に3㎞の位置にあるガーデンシティは、三方をボイシー市に囲まれた川沿いの街です。街の歴史は古く、1800年代には多くの中国人がこの辺りに住んでおり、美しい庭が多かったことからガーデンシティの名前がついたそうです。その後1970〜80年代頃から商業施設や倉庫が建ち始めましたが、2010年あたりから川沿いの立地が人気となり、住宅街の開発が活発に行われています。
ガーデンシティでの暮らし
ボイシー川が流れるこの街は自然が豊かで、川沿いのThe Green Belt (グリーンベルト)では多くの人々が釣りやサイクリングなどを楽しんでいます。ボイシー市に隣接しているのでショッピングにも便利で、映画館やボウリング場などの娯楽施設も近くにあり、とても充実した地域です。
Boise Fairgrounds (ボイシー・フェアグラウンド)は Western Idaho Fair(ウエスタン・アイダホ・フェア)の開催場所で、毎年8月の中旬から約2週間、移動遊園地が設置され、コンサートや穀物や動物の展示会などが行われます。そのほかの時期にもさまざまなイベントが開催されています。
メリディアン市について
メリディアン市は「暮らす、働く、遊ぶ」をモットーとして開発された都市で、Blue Cross of Idaho(ブルークロス・オブ・アイダホ)や Scentsy(センツィー)などの大きな企業もここを拠点としています。多くの雑誌で最も住みやすい街として取り上げられ、全国から注目を浴びている場所のひとつであるため、人口の急増により不動産の価値も年々上昇しています。
メリディアン市の特徴
ボイシー市の西側にあり、アイダホ州で最も人口増加が著しい街です。1891に設立されたこの市にはかつては農家が多かったのですが、2000年頃から開発が活発になり、多くの畑が住宅街へと姿を変えました。2000年時点で3万7千人だった人口は、2013年には8万4千人まで増加し、2018年時点では10万人を超えました。メリディアン市のWest Ada School District(ウエスト・エイダ学区)はアイダホ州内最大の学区で、31校の小学校、8校の中学校、11校の高校があり、4万人以上の生徒が通っています。
メリディアン市での暮らし
The Village at Meridian (ザ・ビレッジ・アット・メリディアン)は2013年に誕生したオープンエア型ショッピングセンターです。食事や買い物が楽しめるほか、映画館、ゲームセンターが併設されたボウリング場、屋外アイススケートリンク(冬季限定)などの娯楽施設も充実しています。1時間に1度、音と光のショーが見られる壮麗な噴水もあり、人気のスポットです。
Meridian Speedway(メリディアン・スピードウェイ)は、長年にわたり地元の人々や来訪者に人気のレース場で、多くのモータースポーツイベントが開催されています。
メリディアンから北へ車で10分ほどの場所にある Eagle Island State Park(イーグル・アイランド・ステート公園)は、夏になると遊泳、釣り、ウォータースライド、ハイキングなどが楽しめる人気の公園です。
イーグル市について
イーグル市はボイシー市から西へ18㎞、メリディアン市の北側にある街で、約2万人の人々が住んでいます。この魅力的な街は北端にある丘と南側にあるボイシー川に挟まれており、豊かな自然が特徴です。新しい住宅街の開発も積極的に行われており、中には人工池が作られた水辺の高級住宅街もあります。
イーグル市の特徴
イーグル市のダウンタウンは約3㎞にわたって人気の高い店やレストランが並んでいますが、その中には 1800年代の建物も残っており、往事の雰囲気が楽しめます。
イーグル市は West Ada School District(ウエスト・エイダ学区)に属しており、小学校が2校、中学校と高校学校が各1校あります。
イーグル市での暮らし
自然豊かなこの辺りには多くのゴルフ場がありますが、中でも年間50以上のトーナメントを開催するEagle Hills Golf Course(イーグル・ヒルズ・ゴルフ場)と、イーグル市の南側、ボイシー川の川沿いにあるThe Banbury Golf Course(ザ・バンベリーゴルフ場)などが人気です。
コミュニティーで開催する家族向けのイベントが年間を通してたくさんあるのも魅力のひとつです。
キューナ市について
キューナ市はボイシーから約30㎞離れた所にあるベッドタウンです。メリディアン市の南側にあり、人口の増加と共に現在でも開発が頻繁に行われています。2000年には約5000人だった人口は、2018年までに約1万6千人に増加しました。
キューナ市での暮らし
キューナ市には11か所の公園があり、スポーツやピクニックなどができます。Indian Creek(インディアン・クリーク)沿いには3㎞以上続くグリーンベルトもあるので、走ったり、サイクリングを楽しんだりもできます。
Swan Falls Dam(スワンフォールズ・ダム)は水力発電ダムで、 Snake River(スネーク川)の中では一番歴史のあるダムです。 この辺りには釣りを楽しめる所が多く、マスやチョウザメなども釣れます。
Snake River Birds of Prey(スネーク川猛禽類保護区)は野鳥の保護エリアとなっており、一年を通じて野鳥を見ることができます。
キューナ市の学区内には、小学校が7校、中学校が1校、高校が1校あり、約5000人の生徒が通学しています。クラスは小規模で、授業のレベルも州の平均よりも高いと高評価を受けており、人気のある学区です。
キューナ・デイやクリスマス・パレードなどのコミュニティーで開催するイベントも一年を通してたくさんあるのも魅力のひとつです。
ナンパ市について
ナンパ市はアイダホ州の南西にあり、州内ではボイシー市に次いで2番目、キャニオン郡内では最大の街です。人口は9万人超で、ボイシーとは約32km離れているものの、Interstate 84 (高速幹線道路)で繋がっています。
ナンパ市での暮らし
ナンパ市は、暮らす、働く、遊ぶ、のいずれにも適した街で、小さい街の雰囲気を保ちながらも大きな街に負けない要素をたくさん持っています。
初めての購入に適した家から大豪邸まで幅広い物件が揃っており、住宅街もたくさんあります。ナンパ市東部は新旧含めて商業開発が盛んです。キャニオン郡の中でも人気のある Vallivue School District (バリービュー学区)もこの地域にあります。
ナンパ市の地域分析
ナンパ市北西地域:
ナンパ市北西地域は Interstate 84 (高速幹線道路)の北側のほとんどの部分を指します。1990年代終わりにフォード・アイダホセンターの設立と共に始まった地域の開発は、現在も続いています。Amazon社の巨大な物流倉庫、College of Western Idaho campus(州立のカレッジ・オブ・ウエスタンアイダホ)のキャンパス、新しい総合病院やコストコを含むショッピングセンターもこの地域にあります。この地域の大部分は、人気のある Vallivue School District(バリービュー学区)の学区内です。
ナンパ市北東地域:
ナンパ市北東地域は市の中心エリアにあたり、ナンパ市とコールドウェル市を繋ぐ幹線道路の Nampa-Caldwell Boulevard(ナンパ・コールドウェル・ブルバード)と、ナンパ市と Snake River(スネーク川)に近いマーシングという街を繋ぐもうひとつの大通り、 Karcher Road interchange(カルチャー・ロードの交差点)も通っています。この Snake River(スネーク川)周辺地域はワインの生産地として人気上昇中です。北西地域と同じく、この地域の大部分は Vallivue School District(バリービュー学区)の学区です。
ナンパ市の南地域:
ナンパ市の南地域の住宅街のほとんどが Roosevelt(ローズベルト)と Greenhurst(グリーンハースト・ロード)の南側にあります。 このエリアは Interstate 84 (高速幹線道路)から一番遠い地域ですが、The Saint Alphonsus Medical Center(聖アルフォンサス総合病院)やナンパ市が運営する大きな屋内レクリエーション施設の Nampa Recreation Center(ナンパ・レクリエーションセンター)、8千人以上の生徒が通う私立大学の Northwest Nazarene University(ノースウエスト・ナザレ大学)のキャンパスもあり、多くの人々がこの地域に住んでいます。
ナンパ市のレクリエーション
ナンパ市の住民は自然豊かな街並みを好み、市内には24か所の公園があります。一番広い公園はLakeview Park(レイクビュー公園)で東京ドーム4個分近い広さがあります。The Nampa Recreation Center(ナンパ・レクリエーションセンター)には6つのスイミングプール、3つのフィトネスジム、ラケットボール・コート、ボルダリング・ウォールなどをすべて屋内に備えています。
ナンパ市のダウンタウンにあるNampa Civic Center(ナンパ・シビックセンター)はコンサートや演劇などのイベントが行われる地元の劇場です。Idaho Center(アイダホ・センター)では野外と屋内で多くのイベントが年間を通して行われています。
コールドウェル市について
1800年代に鉄道の街として始まったコールドウェル市は Treasure Valley(トレジャー・バレー)の玄関口であり、農業の街として発展してきました。コールドウェル市はボイシーから車で西に30分、オレゴン州境から車で東に30分の所にあります。この地域では急速な発展が続いていますが、現在でも農業の街の雰囲気が残る魅力的な街です。
コールドウェル市での暮らし
約5万人が暮らすコールドウェル市はキャニオン郡内ではナンパ市に次ぐ大きな街で、郡の裁判所や役所が所在しています。コールドウェル市のダウンタウンは2000年の後半から開発が進んでおり、新しい店やレストランが増え続けています。夏にはFarmer’s Market(青空市場)などが行われ、冬には全米に8ヶ所しかない「アイスリボン」と呼ばれる屋外アイススケートリンクが開きます。また、何万個ものクリスマス・イルミネーションが街じゅうを彩り、それを目当てに多くの人々が訪れます。
コールドウェル市には約1100人の学生が通うCollege of Idaho(カレッジ・オブ・アイダホ)があります。少人数のクラスの講義が受けられる人気の大学です。
また、コールドウェル市には Sunnyslope Wine District(サニースロープ・ワイン地域)もあります。この地域には13箇所ものワイナリーが集まっており、ワイン好きの方々を楽しませてくれます。
スター市について
ボイシーから北西に28㎞の場所にあるベッドタウンがスター市です。2000年には約1800人だったスター市の人口は、ボイシーの成長に伴い2020年には約6800人に増加しました。現在も開発が活発に行われており、新しい住宅街、ショッピングセンターやレストランもオープンする予定です。新しい住宅街の中には、人工池が作られた水辺の高級住宅街もあります。
スター市での暮らし
1863年に設立されたこの街は、かつては他の主要都市とボイシー市を行き来する人々の宿場町として知られていました。スター市の名前の由来は、この街にあった学校の校門についていた星の飾りです。これが当時の旅人たちにとって宿場が近いことを示す道しるべになっていたことから、そのまま街の名前になったと言われています。
近年スター市は人口の増加が著しく、現在もたくさんの住宅街が建設されています。1つ1つの敷地が広く、小さな街の雰囲気を残しつつ発展しているため、のんびりと時間を過ごしたい方々に人気のあるエリアです。スター市に住む就学児の多くは West Ada School District(ウエスト・エイダ学区)に通っていますが、一部地域は Middleton School District(ミドルトン学区)に含まれています。
ミドルトン市について
ミドルトン市はコールドウェル市の東側、スター市の西側に位置する静かで小さな街で、Interstate 84 (高速幹線道路)を使えばボイシーから車で40分程で行けます。2000年には約3000人だった人口は、現在では約2倍の6000人にまで増えましたが、住宅地の開発も進んでいるため、これからも増え続ける傾向にあります。新興住宅地の中には、人工池が作られた水辺の高級住宅地もあります。
ミドルトン市での暮らし
ボイシーから少し離れたミドルトン市ですが、Interstate 84 (高速幹線道路)へのアクセスが比較的簡単で、コールドウェル市やスター市にすぐに行けることから人気があります。また、売りに出される物件のタイプは大きく分けて2つ、敷地が広いながらも比較的手頃な値段の家と、広い敷地に建てられた豪邸という傾向があります。
ミドルトンは Middleton School District(ミドルトン学区)に属しており、小学校3校、中学校1校、高校1校があります。クラスはボイシーやメリディアンに比べて少人数で人気です。
※最終更新日:2021/01/23