アイダホ日本人会は、パンデミックで予定していた全イベントを中止した後も、会員の皆様に楽しんでいただけるような文化イベントの実現を模索してまいりました。そしてこの度、日本とアメリカとの架け橋となる活動を展開なさっている B-Bride International, Inc.様のご協力により、柳家東三楼師匠による無料オンライン落語会を開催する運びとなりました。

申込不要・参加費無料ですので、お気軽にご鑑賞ください。皆で笑ってコロナ鬱を吹き飛ばしましょう!

 

開催日時

2020年12月19日(土)午後3時〜4時(山岳時間帯)

 

会場(Zoom)

https://us02web.zoom.us/j/84487778426?pwd=cGdpQ2JWWHpZR2VjUWJYWmNhTE5pUT09

 

受付不要・参加費無料

PayPal経由で投げ銭を受け付けます。師匠を応援したい! 日本の伝統芸能を支援したい!という方はぜひお願いいたします。

https://www.paypal.com/biz/fund?id=HHGKUC9R6UWB4

 

演目

  • 落語の所作や小道具についてのお話
  • 落語口演(英語と日本語)
  • 師匠を囲んでの座談会

 

プロフィール

1976年東京生まれ。 1999年5月、3代目柳家権太楼に入門し、2002年5月、2014年3月真打昇進。3代目柳家東三楼を襲名した。同時に 東亜大学芸術学部客員准教授に着任。2016年文化庁芸術祭新人賞受賞。その年の10月、演劇集団柳家東三楼一座旗揚げ脚本・演出・主宰。この頃から落語をアートとして捉えるように。2018年2月〜2019年2月には、アメリカの各学校、老人施設、総領事館等で、英語、日本語で38公演を実施。この公演を通して自身の使命は落語をRAKUGOとして世界に広めることと一念決意。2019年7月アメリカO-1アーティストビザ取得後NYに移り住み、全米50州のツアーを計画。

<師匠からのメッセージ>

コロナ下一旦断念せざるを得ない状況になったものの、こんな時だからこそ、みなさんに笑顔になってほしい!と、今回の企画に至りました。みなさんに参加して頂き「RAKUGO」を楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

落語とは

落語は、日常生活ネタの噺の最後に「オチ」がつくのが特徴。歌舞伎など、ほかの伝統芸能と違い、落語は道具は扇子と手拭いのみ。あとは身振りと手振りのみで噺を進め、一人何役をも演じます。衣装や舞台装置なども使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界が広がっていく、とてもシンプルで身近な芸能です。

また、落語家(東京)には、「真打ち」「二ツ目」「前座」「前座見習い」という階級があります。通常階級ごとに改名し、その多くは兄弟子や師匠から名前をもらいます。落語はベースの噺にそれぞれの落語家なりのオリジナリティを加えて話すのですが、真打になるとそのベースの噺を作ることができます。